インプラント

よく噛める・見た目も美しい。限りなく天然の歯に近い治療方法

インプラント

抜いた、または、抜けてしまった歯を元の状態に戻すには、「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」の3つの治療方法があります。

なかでも、私たちがおススメするのは「インプラント」治療です。インプラントはあごの骨にチタン製の人工の歯根を埋め込み、それを土台にして人工の歯を装着する治療方法です。隣の歯を削らないので、ほかの歯に負担がかかりません。見た目の美しさ、機能的にも優れた最新の治療法です。

このページではインプラント治療についてご紹介します。

【インプラントのメリット】最大のメリットは”天然歯に近い噛み心地”

インプラント

従来、入れ歯では食べづらかったおせんべいなども、バリバリと食べることができます。カケラを詰まらせる心配もないので、嫌な痛みもありません。ブリッジのように、他の健康な歯を削る必要がないのも、大きなメリットでしょう。

また、インプラントは、普段と同じように歯を磨いておけば、口臭に悩まされることもありません。見た目も天然の歯と同じです。ですから、大きな口をあけて大声で笑うこともできます。

【インプラントのデメリット】歯茎にチタンを埋め込む外科手術が必要

【インプラントのデメリット】歯ぐきにチタンを埋め込む外科手術が必要

「噛む力が強く、自分の歯と同じ感覚がある」インプラントは、多くのメリットを備えた理想的な治療法といえます。とはいえ、インプラントにはいくつかのデメリットも存在します。

まず、インプラントを埋め込むためには、外科手術が必要です。インプラント治療は、健康保険治療の対象外となり、手術を含めると、比較的、高額な治療費が必要となってきます。

また、誰でも治療できるというわけではありません。重度の心臓病、糖尿病などの全身疾患がある方や15歳以下の方、顎骨の質が悪い方などは、インプラント手術ができない場合もあります。※個人差があります。

歯が抜けてしまったときの、治療方法はひとつではありません。それぞれのメリット・デメリットを比較し、自分自身の歯の状態を調べた上で、最適な治療方法を選んでいただきたいと思います。

【インプラント】【ブリッジ】【入れ歯】との違いとは?

インプラントのメリット・デメリットとは?

インプラントのメリット・デメリット

インプラントは顎の骨の中に植わっていますので、噛んだ時の感触、噛み応えが自分の歯に限りなく近い感覚があります。また、インプラントは顎の骨によって支えられるために、バネをかけたり、橋をかけたりする必要がありません。したがって、入れ歯やブリッジのように支えとなる歯に負担がかからないので、他の歯が抜けやすくなるといった問題が発生しません。見た目も自然で、口元を気にせず大きな口を開けて笑うことができます。

しかしながら、インプラントを入れるには、顎の骨にインプラントを入れるための比較的大掛かりな外科手術が必要です。また、費用もブリッジ・入れ歯と比較して高額です。とはいえ、最近では痛みの少ない治療方法や、スピーディーな治療方法が確立されています。ぜひ一度当クリニックまでご相談ください。

ブリッジのメリット・デメリットとは?

ブリッジのメリット・デメリット

ブリッジは、失ってしまった歯の両隣の健康な歯を削って、被せ物をして、橋をかける治療方法です。橋をかけるために、ブリッジと呼ばれている治療法です。

ブリッジは固定式になりますので、取り外したり、装置を洗ったりする手間はかかりません。また、しっかりと両隣の歯に固定されているために、モノを食べる際にも、入れ歯に比べて違和感なく、美味しく食べることができます。

しかし、ブリッジにも問題点がいくつかあります。ブリッジは両隣の歯で支えますので、この支えている歯に負担がかかってきます。そのため、支える歯に負担がかかりすぎて、歯周病になってしまうケースがあります。他にも、支える歯の周囲を削って被せ物をするので、健康な歯を削らなければならないというデメリットもあります。

入れ歯のメリット・デメリットとは?

入れ歯のメリット・デメリット

入れ歯の最大のメリットは、保険が適用されるので、非常に安く、手軽に作ることができることでしょう。

しかし、入れ歯にも様々なデメリットがあります。まず、入れ歯は人工物ですので、補う歯の本数が大きくなるほど、口の中に違和感が出てきます。

また入れ歯は、固定するために、他の歯にバネをかける必要があるのですが、バネをかけられてしまった歯は虫歯になることが多いようです。他にも、見た目が悪い、顎骨がやせてくる、手入れが大変など、デメリットも存在します。

インプラント治療の流れ

ステップ1. カウンセリング

カウンセリング

失われた歯の数・インプラントを埋め込む骨の量や質・位置、何本インプラントを埋めるかなど、治療の計画を立てます。

ステップ2. インプラントを埋め込む手術

ドリルなどの専門の器具を使い、インプラントを埋め込みます。

ステップ3. 治療期間

1次手術の後、2~4ヶ月ほどでインプラントと骨が強い力で結合します。

ステップ4. 歯ぐきを開く手術

歯ぐきを開いて人工の歯を取り付ける準備をします。

ステップ5. 人工の歯を製作・装着します

歯ぐきが治った時点で型を取り、人工の歯を作ります。形や色は患者さまにあわせて製作し、インプラントに取り付けます。

メンテナンスと定期健診について
インプラントを長く使用できるかは、毎日のケアと定期的なチェックがとても大切になってきます。装着直後は2ヵ月に1回、1年経過後は3~4ヵ月毎の定期健診(口腔内クリーニング等も同時に)をオススメします。