注意が必要な有害重金属6種って?

注意が必要な有害重金属6種は、普通に生活をしている中で気が付かない間に体内に取り込まれています。
取り込んでしまう原因は、生活をするのに欠かすことが出来ない密接に繋がっている環境に潜んでいます。
注意するためには、自分の体内に蓄積されている有害重金属の量を知っておく必要があります。
気を付けなければならないポイントや、毛髪検査を受けることの大切さを理解することが重要です。

大気汚染

年々大気汚染は深刻化をしており、世界保健機関の公表によると、年間で130万人を超える人達が大気汚染が起因して亡くなっています。
日本でも海外から風に乗って黄砂などが飛来し、呼吸器系の病気を悪化させたり、目や口などから体内に取り込まれてしまいます。
その結果、喘息や気管支炎、咽頭や肺の病気の原因となり、アレルギー症状なども誘発させてしまいます。

海水汚染

廃液や化学肥料が含まれた水が海に入り込むことによって、魚や貝、海藻類など海の生物の体内に蓄積されます。
汚染された魚介類を食べる事によって経口から有害重金属を直接取り入れているので、消化器系の病気や血液の病気の原因になります。
特に日本人の場合、マグロなど魚介類のお刺身を好んで食べる文化があるので、欧米人よりも2倍から6倍もの量の水銀が蓄積されてしまいます。

有害重金属6種

特に人体に有害な重金属は、過剰摂取すると生命の危険に繋がります。
体内に取り込まれると排出しにくいという特性も持っています。

水銀

汚染された海にいる海産物や、農薬を利用した野菜に多く含まれており、水俣病の原因にもなっています。

排気ガスや昔の缶詰は蓋をする際に半田付けされていて、中身に半田に使われている鉛が溶け込んでいました。
現在の缶詰には使用されていません。

カドミウム

水道水や煙草など身近なところに潜んでいます。
高血圧や腎障害の原因となるので、注意が必要です。

アルミニウム

アルミホイルや歯磨き粉などに含まれている事があります。
その他、歯磨き粉にはサッカリンナトリウムやラウリル硫酸塩など有毒な物質が含まれている場合があります。

ヒ素

殺虫剤や農薬に使用されていて、人体にとって驚異的な毒作用を持っています。
ヒ素中毒を引き起こすと、生命が危険な状態になります。

ニッケル

化粧品に金属が使われている事があるので、金属アレルギーを持っている方は気を付けなければなりません。
化粧品にはアルミニウムやその他十数種類の金属が使われている事があります。

少しずつ確実に蓄積される重金属

重金属に汚染されている食べ物や空気を吸っても、その時に症状が出る事は少なく、積もり積もって病気などの原因となります。
蓄積されていく年数や量によって健康被害へのリスクが高くなるため、毎日の食生活で気を付けられる所は注意しなければなりません。
黄砂がひどい時はメガネとマスクを着用するなどの自己防衛策が必要です。

毛髪検査の重要性

毛髪は、体内のミネラルバランスや重金属がどれだけ残留しているかを知れる手掛かりになります。
毛髪検査を受ける事によって、今後疾患する可能性がある病気を予測したり、日頃の生活で気を付けなければならないポイントを把握することができます。
重篤な病気に発展するまで自覚症状の無い重金属は、日頃から健康管理の一環としてチェックすることが大切です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次