歯の亀裂・破折

歯の亀裂・破折の診査は、歯科用マイクロスコープや口腔カメラの性能や機能により発見されやすくなってきている。
エナメル質破折は打撲などの外傷の既往歴がなくても加齢に伴い生じることもあり、症状がない限り積極的な処置を取らずに経過観察をすることが多い。
そのような亀裂を、いかに予防し、診断し、治療するかの各々のエビデンスに、乏しい現実がある。
亀裂・破折と診断された歯の調査がなされ、年齢別では、40代が28.2%と最多で、次いで60代23.1% 50代20.5%並びに70代20.5%で、30代と80代はごく少数であったと報告されている。亀裂についての報告をみると、40代を中心に亀裂の存在が認められ、詳しく調べると下地となるさらに微細な眼に見えない亀裂は10代から確認できる。
亀裂は歯にかかる咬合力や他の外力によって亀裂が進展する。また歯のエナメル質は発生過程において内部に構造欠陥を有し、内部からの亀裂の進展の報告もあり予測できない部分もある。
片山 直「歯の亀裂に関する考察」 日本外傷歯学会雑誌より引用
最近、くいしばり 歯ぎしりによる歯のトラブルの中に歯の亀裂・破折が注目される。
不良補綴の治療、マウスピースの利用を薦めたい。

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