糖化を防ぐのが一番!手軽にできるアンチエイジング

糖化は老化?糖化が歯に与える症状や影響とは

歳を重ねるにつれて、身体の機能的な衰えを感じる方は多いはずです。「シミやシワが増えた」「髪の毛が抜けやすい」「慢性的な冷え性・肩こりがする」「だるく疲れやすい」「物忘れがひどくなった」など。加齢によるものだから仕方ないとあきらめていませんか?

老化を遅らせることは可能です。少しの心がけでできるアンチエイジングをお伝えしましょう。

老化予防には「糖化」予防がオススメです。

老化は、細胞の機能を低下させ、免疫力も低下させます。そして様々な病気を誘発します。糖尿病、高血圧症、動脈硬化など。放っておくと、どんどん悪化します。白内障やアルツハイマーなどの関連も指摘されています。

そこで、近年、医療の現場ではアンチエイジング(抗加齢療法、抗老化療法)を推奨するようになりました。「糖化の予防」が人々の美容や健康に大きく関わっているのではないかと考えられるようになったのです。

糖化とは、食べ物に含まれる糖分(ブドウ糖や果糖)と生体内にあるタンパク質や脂質が結びつくことで、老化促進物質であるAGE(糖化最終生成物)を作り出してしまうことです。

これは細胞や酵素などの働きを悪くします。肌の弾力が失われるのも、髪の潤いがなくなるのも、糖化によって細胞が老化していくため。大事なことは、血液中に余分な糖分を作らせないことです。

食事で糖質を上手くコントロールしよう!

簡単なのは、毎日の食事に気をつけることです。果糖、ブドウ糖などは避けてください。清涼飲料水やジュース、お菓子に多いです。炭水化物は低GI食を食べましょう。

GIはGlycemic Index(グリセミック・インデックス)といいます。食品に含まれる糖質の吸収度合いを表すものです。摂取してから2時間以内に血液中に吸収される糖質の量が多ければ高GI食品、低ければ低GI食品となります。

精白米より玄米や雑穀米、うどんやスパゲッティーより蕎麦というふうに、同じ炭水化物の中でも低GI食品に注目していきましょう。タレをつけた肉の焦げなどもAGEを作りだします。

栄養バランスを考えた食事内容や適正なカロリー摂取はもちろんですが、早食いは避けるとか、食べる順番を意識するとか、朝食を抜かないとかも、糖化を遅らせることができます。早食いは過剰な糖を急激に大量に取り込むことになります。ゆっくり食事を摂りましょう。

血糖値の急激な上昇を防ぐには、食べる順番に気をつけるのも大事です。食物繊維が豊富な野菜類、水分の多い汁物、次にたんぱく質を含む肉・魚類、最後に主食のパンやごはんといった炭水化物の順に食べ、糖の吸収をゆるやかに促すのが良いでしょう。

糖化抑制が期待されるものとして、ハーブの「ローマンカモミール」「ドクダミ」などもあります。お茶に含まれるカテキン類にも抗糖化作用があります。最新では、野菜類の中でゴボウにも、抗糖化させる成分が含まれることが知られるようになりました。サラダにもぜひ加えたいところです。朝食を抜くのも昼食の時に血糖値が急上昇しやすいので、控えましょう。

試してみましょう。まだまだできるアンチエイジング。

体内でエネルギーを作るときに発生する活性酸素による酸化も、老化を進行させます。 活性酸素による酸化は、抗酸化物質やSOD(細胞に発生して活性酵素を分解する酵素)の材料となるタンパク質や亜鉛を含む食材をとることで抑制できます。

タバコの煙もAGEを増やすといわれます。自分は吸わなくても、他の人が吸う煙草の煙を吸ってしまうと一緒で、AGEを増やしてしまいます。

あと、ストレスを溜めるのもいけません。若返りホルモンなどの分泌が減ります。ストレスを極力避けるためにも質の良い睡眠をとることは大切です。睡眠時間を7時間は確保できるように、なるべく早めに就寝しましょう。ムリのない運動もストレス解消になり、良い眠りを誘うには有効です。運動は糖化のリスクを減少させることができます。

血糖値一番上がるのが、食事の後、1時間経ったくらいです。この時に有酸素運動を取り入れてみましょう。運動後の水分補給は、ミネラルウオーターなどの糖分をあまり多く含まないものがオススメです。

まとめ

このように日頃の生活習慣を少し見直すことで、老化の進行を遅らせることができます。いつまでも若々しく健康で毎日を過ごせるように、できる事から始めてみてはいかがでしょうか?

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